日記
クリームパーマをしない理由
最近の、特にメンズパーマの主流になってきている
クリームタイプのパーマ液で作るパーマスタイル。
リキッドタイプより柔らかい質感に仕上がるし、ダメージによって塗り分けも出来るので
人気が出てきているんですよね。
液だれもしないしね。
じゃーなんで使わないの?ですよね。
1液が完全に流せないからです。
完全に流せない状態で2液を付けてしまったら、必ず痛みます。
ランチオニン結合が出来てしまって、ずっとそれが髪の中で悪さをします。
こんなもの出来ない方がいいんです。
出来てしまった髪は
パーマやカラーがキレイに出来なくなります。
パーマであればチリチリになったり、かからなかったり
カラーであればくすんだり、入らなかったり
ずっと付きまとってくる問題なので
クリームでのパーマはしないです。
トリートメントの効きが悪いと感じる時はリケラがオススメ
インバスにせよアウトバスにせよ
トリートメントを頑張ってしているのに効果がイマイチだと感じる時はないですか?
そもそもトリートメントって
ダメージレベル3以上の髪には、あまり効果が出ないようなものなんです。
いやいや、むしろダメージが加算させている髪ほどなんとかしたいですよね!?
そこでオススメなのがリケラのメニュー!
髪の強度回復が出来ちゃうんですよ。
引っ張り強度の回復(髪を引っ張った時に、切れるまでの力)
油分・水分保持力改善(トリートメントの効果がUP)
リケラ後のパーマやカラーの持ちも良くなります。
まさに、救世主のようなメニューですよね✨
⭐︎こんな方にオススメ⭐︎
・ダメージ毛(トリートメントの効きが悪いと感じる方)
・加齢毛
・乾燥毛・広がりやすい髪
ここで注意ですが、リケラメニューは毎回していただくのもではありません。
リケラメニュー後に、パーマやカラーといったアルカリメニューをしても、効果が無くなることがないんです。
住宅に例えると耐震工事をして、柱を何本も加えた状態になるので、
例えば毎月柱を加えていたらギュウギュウになってしまいますよね?
リケラも頻繁にしてしまうと、髪も硬くなりすぎてしまいます。
継続して続けていく場合は、半年に1回くらいのペースがオススメです。
髪の熱保護は大事
ドライヤーやヘアアイロンを使う方は熱保護しましょう!
熱から守るトリートメントは色々ありますけど、気をつけてほしいのが、どんな成分であるかが問題なんです。
結論から言うと、リケラエマルジョンやリケラミスト、ガルバエマルジョン、ガルバミストをオススメします。
ポリアミンAEEという成分が唯一、髪のたんぱく質を固くさせないし後腐れなくシャンプーで落とせるからダメージが残らないんですよ。
他の熱保護剤入りのトリートメントですと、ヒートプロテインなんて聞いた事あると思いますが、髪表面にしっかり吸着して一時的に保護してはくれるのですが、落とすときにキューティクルも一緒に剥がれまうんです。
例えるなら、壁紙にガムテープを貼ったものを剥がすような事が髪におきるのです。
一緒に壁紙が剥がれてしまいますよね!髪にも同じ事がおきちゃうと思うと怖いですよね。
なので、後腐れがなくたんぱく質を固くしないポリアミンAEEが入ったトリートメントをオススメするわけです。
パーマのニオイが髪に残るのって
先日サロンワーク中に
「パーマをすると1週間くらいパーマのニオイが残るんだよね〜」
と、お客様から。
パーマの残臭は、還元剤のニオイになるんですけど
中間処理・後処理をしてしっかり除去をしているので、
それでもニオイが残る場合は、
亜鉛が足りないという事だと思いますよ。
とお伝えしました。
そもそも、亜鉛って体に溜めて置けないので
意識的に摂取していかないといけない栄養素なんですが
髪の毛を作るのにも必須で欲しいものなんですね。
残臭もイヤですが
足りないままでいてはいずれ
髪の毛がうまく生えてこないなんて事になりかねないですからね。
食事で摂取して欲しいところですが、
難しい場合はサプリメントでも良いと思います。
気をつけて欲しいのが、とりすぎは体を逆に壊してしまうということ!
使用量は必ず守ってくださいね。
アルカリ性と酸性のメニューって何が違うの?
パーマやストレートパーマ、カラーには
アルカリ性と酸性、もっと細かく言えば中性だったり微アルカリや弱酸性などなど・・・
言い出したらキリがないのですが、
pHの違う薬剤があり、メニューとして展開されています。
今回はパーマやストレートパーマについて
簡単な違い、メリットやデメリットにふれておこうかなと思います。
世間的のは、アルカリは痛む、酸性は痛まないなんてイメージがあるようですが、
どちらもダメージはあります。
どちらもオーバーパワーでアタックすれば髪の毛は終了してしまいます。
当たり前ですよね。
じゃ〜なんでそんなイメージがついてしまっているのかですよね
アルカリ性1剤の場合
還元と軟化をします。
還元は髪の内部の結合を切る事です。
軟化はキューティクル層を膨潤させ開く事なんです。
酸性1剤の場合は
還元のみをします。
軟化はしないんです。
そう!ここなんです!
軟化をしないからキューティクルに負担をかけない。
それがダメージしないよ〜なんてイメージになっているんだと思います。
還元はしてるんだから、ダメージしてないわけないじゃないですか!
むしろ、健康でしっかりした髪の方が酸性薬剤を使用する場合、アルカリ性薬剤を使用する場合より還元のパワーを上げなきゃいけないので
負担は大きいですよ・・・
ではでは、それぞれのメリットとデメリットです。
アルカリ性のメリット
・リッジがしっかりでる
・幅広い髪質に対応できる
・放置時間が酸性より時短
・酸性パーマより料金が割安
酸性のメリット
・ハイダメージ毛・加齢毛にも使用できる
・柔らかい質感が得意
アルカリ性のデメリット
・ハイダメージ毛・加齢毛にはリスクが高い
・硬さを感じやすい
酸性のデメリット
・健康毛には不向き
・リッジが出にくい
・放置時間が長め
・料金がアルカリ性パーマより割高
いざ書き出そうと思うとなかなか難しいですね。
髪の毛の状態と、仕上がりのイメージによってメリット、デメリットは変わっていくので一概には書き出せないなと・・・
すごく簡単に言えばこんな感じでしょうか
ちょっと難しいところに触れていけば、アルカリ度・酸度・還元剤濃度・アルカリ度などなどあるんだけど
難しい話は直接聞いてください💦