日記
腸内環境で髪が変わる?美髪をつくる“見えない土台”の話
「いいトリートメントを使っているのに髪がきれいにならない」
「年々、ツヤやハリがなくなってきた」
そんなとき、見直すべきは“髪そのもの”ではなく
体の内側=腸内環境かもしれません。
髪は“体の一部”であり、
食べたもの・吸収された栄養によって作られています。
つまり、腸内環境は美髪の“土台”です。
腸内環境とは?
腸内には約100兆個ともいわれる細菌が存在し、
これらは総称して「腸内フローラ」と呼ばれます。
腸内細菌は大きく3つに分けられます。
- 善玉菌(体に良い働き)
- 悪玉菌(炎症や腐敗を促す)
- 日和見菌(どちらにも傾く)
このバランスが崩れると、
栄養の吸収や代謝に影響が出ます。
髪と腸の深い関係
一見遠そうに見える「腸」と「髪」ですが、
実はかなり密接につながっています。
① 栄養吸収=髪の材料供給
髪の主成分はケラチン(タンパク質)です。
しかし、どれだけ良いものを食べても
腸内環境が悪いと吸収されません。
特に重要なのが👇
- タンパク質
- 亜鉛
- 鉄
- ビタミンB群
腸内環境が乱れると、
これらの吸収効率が低下します。
👉結果
髪が細くなる・ハリコシ低下
② 血流と頭皮環境
腸内環境が悪化すると、
体内で炎症が起きやすくなります。
その影響で👇
- 血流が悪化
- 毛根への栄養供給が低下
👉結果
抜け毛・白髪・成長遅延
③ ホルモンバランスへの影響
腸は「第二の脳」とも呼ばれ、
ホルモンバランスにも関わっています。
腸内環境が乱れると👇
- 女性ホルモンのバランス変化
- 自律神経の乱れ
👉結果
うねり・パサつき(いわゆる加齢毛の進行)
④ 有害物質と頭皮トラブル
腸内環境が悪いと、
有害物質(アンモニアなど)が増えます。
これらが血流に乗ると👇
- 頭皮の炎症
- 皮脂バランスの乱れ
👉結果
フケ・かゆみ・ベタつき
美髪をつくる腸内環境の整え方
髪のケアは“外側だけ”では不十分です。
内側から整えることで、初めて安定します。
① 発酵食品を取り入れる
- 納豆
- 味噌
- ヨーグルト
- キムチ
👉善玉菌を増やす
② 食物繊維をしっかり摂る
- 野菜
- 海藻
- きのこ類
👉腸内細菌のエサになる
③ タンパク質不足を防ぐ
- 肉・魚・卵・大豆製品
👉髪の原料を確保
④ 腸を乱す習慣を減らす
- 睡眠不足
- ストレス
- 加工食品・糖質過多
👉腸内バランス悪化の原因
美容師としての視点
サロンで感じるのは、
“外側ケアだけでは限界がある”という現実です。
どれだけ高価なトリートメントをしても、
土台が整っていなければ持続しません。
逆に、腸内環境が整っている方は
- カラーの持ちがいい
- ツヤが出やすい
- 髪が扱いやすい
という傾向があります。
まとめ
美髪は「外側から作るもの」ではなく
内側から育てるものです。
腸内環境を整えることは、
スキンケアでもヘアケアでもなく
“体質ケア”に近いアプローチです。
最後に
もし最近、髪の変化を感じているなら
シャンプーやトリートメントだけでなく
「腸の状態」
にも少し意識を向けてみてください。
それは、髪を変えるための
一番根本的な一歩かもしれません。
ダメージ毛と加齢毛の違いとは?
「パサつく」「まとまらない」
同じ悩みに見えても、実は原因はまったく別かもしれません。
髪の状態は大きく分けて
ダメージ毛 と 加齢毛(エイジング毛) の2種類があります。
この違いを理解することで、
施術やホームケアの結果は大きく変わります。
ダメージ毛とは?
ダメージ毛は、カラー・ブリーチ・パーマ・熱など
外的な要因によって傷んだ髪です。
主な原因
- ブリーチ・カラー
- パーマ
- ヘアアイロンやドライヤーの熱
- 紫外線
髪の内部で起きていること
- キューティクルの剥がれ
- タンパク質の流出
- 脂質(CMC)の減少
- 水分保持力の低下
👉イメージ
「穴が空いたスポンジのような状態」
特徴
- ゴワつく・引っかかる
- ツヤがない
- 切れ毛・枝毛が多い
- 濡れると伸びやすい
加齢毛とは?
加齢毛は、年齢とともに変化した
髪の“生え方そのもの”が変わった状態です。
主な原因
- 毛母細胞の働きの低下
- 頭皮の血流低下
- ホルモンバランスの変化
髪の内部で起きていること
- タンパク質密度の低下
- 毛髪内部の空洞化
- 脂質バランスの変化
- 太さの不均一
👉イメージ
「最初から密度がまばらな軽いスポンジ」
特徴
- うねり・チリつきが出る
- ハリコシがなくなる
- パヤパヤ毛が増える
- ツヤが出にくい
- 水分はあるのにまとまらない
ダメージ毛と加齢毛の違い
ダメージ毛 加齢毛
原因:外からのダメージ 年齢による変化
状態:壊れている 作られ方が変わっている
手触り:ゴワつく フワつく
水分:入りすぎて抜ける 保持が不安定
改善方法:補修 バランス調整
ケア方法の違い
ダメージ毛のケア
- タンパク質補修
- CMC補給
- 保湿+コーティング
👉「失ったものを補うケア」が重要
加齢毛のケア
- 水分と油分のバランス調整
- 軽めの質感コントロール
- 頭皮ケア(血行促進)
👉「整えるケア」が重要
※重すぎるトリートメントは逆効果になることもあります
よくある間違い
加齢毛に対してダメージ毛用の重いトリートメントを使うと
→ ベタつき・まとまらない原因に
逆にダメージ毛に軽いケアだけだと
→ 改善せずパサつきが残ります
まとめ
ダメージ毛と加齢毛は似ているようでまったく別物です。
- ダメージ毛=「傷んだ髪」
- 加齢毛=「変化した髪」
正しく見極めてケアすることが、
扱いやすい髪への近道になります。
最後に
「自分の髪がどっちかわからない」
そんな方はお気軽にご相談ください。
髪質に合わせたケア方法をご提案します✂️
髪質改善とトリートメント、どっちを選べばいいの?
髪質改善とトリートメントって、どっちも髪がツヤツヤになるイメージはあるけど
何が違うかいまいちわからないんだよねってありますよね。
そこで、簡単ではありますが、ちょっとまとめてみますね。
あくまで、当店でのメニューの違いになるのですが
ー髪質改善ー
メリット
・膨潤や空洞化している髪(ダメージ毛や加齢毛)、強度が低下している髪を
引き締め、髪内部に結合を作り足すことにより強度回復や艶を出すことができます。
・ホームケアも効果を上げてくれる。
先ほどの、膨潤や空洞化している髪を引き締める事に繋がるのですが、膨潤や空洞化している髪は
ホームケアを一生懸命しても効果はでません。そもそもホームケアはダメージレベル3以上の髪の毛にはのらないので。
そこで、のりやすいベースを作ってあげるのが髪質改善だと思ってください。
・膨らみやすいシルエットを一回り小さくしてくれる。
縮毛矯正やストレートパーマのようにクセをを取るわけではないのですが、膨らみがちな髪をおさまりやすい状態にしやすくできます。
デメリット
髪を引き締めるので、どうしても髪内部も狭まりますから、水分量も減ります。
髪質改善で擬似的に作られた結合は水分を追い出すかたちで成り立っているので、
日々のホームケアをされない方には不向き。
ートリートメントー
メリット
・髪内部にケラチンやCMCを中心に、足りなくなっている成分をしっかり補充・定着をさせる事により
水分量や強度を回復させることができます。
内部に足していくので、重さが加わりますし、空洞化によるウネリもおさまりやすくなります。
・ヘアカラーの色持ちがアップします。
・しなやかさが加わるので毛先のまとまりがでます。
デメリット
・ベースの髪の状態によってトリートメントの持ちに差が出やすい。
簡単ではありますが、このようにそれぞれメリット・デメリットがありますので
今の髪の状態によって使い分けるのが良いと思います。
例えばダメージ毛や加齢毛の場合のオススメは、まず膨潤を引き締めるために髪質改善をして
次回のタイミングでトリートメントをするというように、交互におこなっていくのが良いと思います。
ある程度状態が良くなった後はサロントリートメントもしくは、ホームケアを続けていくとキレイを継続できますよ。
加齢毛チェックリスト
① 見た目の変化
- □ 白髪が増えた、または急に目立つようになった
- □ 髪の色が全体的にくすんで見える
- □ ツヤがなく、光を跳ね返さない
- □ うねり・ちぢれが以前より強くなった
- □ 分け目が広がって見える
② 手触り・質感
- □ 髪が細く、頼りなく感じる
- □ ハリ・コシが明らかに減った
- □ パサつきやゴワつきが取れない
- □ 濡れている時に特に絡みやすい
- □ 指通りが途中で引っかかる
③ ボリューム・密度
- □ トップのボリュームが出にくい
- □ ぺたんと寝やすく、立ち上がらない
- □ 髪を結ぶと量が減ったと感じる
- □ 地肌が透けて見えやすくなった
④ 抜け毛・成長サイクル
- □ 抜け毛の本数が増えた
- □ 短く細い毛が抜けている
- □ 髪が伸びるスピードが遅くなった気がする
- □ 生え際や頭頂部の変化が気になる
⑤ 頭皮の状態
- □ 頭皮が硬く、動きにくい
- □ 乾燥やかゆみが出やすい
- □ 皮脂が多く、ベタつきやすい
- □ ニオイが以前より気になる
チェック数に応じた対策リスト + 解説
🟢 0~3個|安定期
テーマ:現状維持は立派な戦略
対策
- 洗浄力が強すぎないシャンプーを継続(オススメ商品:Reシャンプーシリーズ)
- アウトバストリートメントで保湿を習慣化(オススメ商品:リケラミスト・ガルバミスト)
- 紫外線対策(帽子・日傘・分け目チェンジなど)(オススメ商品:ガルバミスト・ガルバエマルジョン)
- 睡眠時間を削らない
解説
この段階では毛包の幹細胞と毛乳頭細胞の連携がまだ保たれています。
過剰なケアや刺激は、頭皮のバリア機能を壊すリスクの方が大きい。
「何もしない勇気」は、実は細胞環境を守る合理的選択です。
🟡 4~8個|入り口期
テーマ:頭皮環境の再調整
対策
- ヘッドスパ(サロン)頭皮マッサージ(自宅で1日3分、毎日)
- 高洗浄・高脱脂のシャンプーを使わず、頭皮への負担が少ないものへ切り替え(オススメ商品:ミュースキャルプシャンプー・ToiToiToiシャンプー・ベルベットシャンプー)
- タンパク質+亜鉛+ミネラルを意識した食事・食品添加物や人工甘味料を避ける
- 分け目・結び方の固定をやめる
解説
加齢でまず起きるのは毛周期の短縮。
成長期が短くなり、髪が「太く育つ前に終了」します。
マッサージは血流そのものより、毛乳頭周囲の酸素・栄養拡散効率を上げる点が重要。
食事のタンパク質不足は、ケラチン合成を即座に制限します。
🟠 9~12個|進行期
テーマ:髪より先に頭皮を立て直す
対策
- スカルプ用美容液の導入(オススメ商品:富貴神)
- 洗髪は夜、朝は洗わない。高洗浄・高脱脂のシャンプーは使わず、頭皮への負担が少ないものへ切り替える(オススメ商品:ミュースキャルプシャンプー・ベルベットシャンプー・ToiToiToiシャンプー)
- ドライヤーは熱すぎないものを使う(オススメ商品:エレクトロンインパクト)
- 週1回の頭皮クレンジング(オススメ商品:キャドゥスパシャンプー)
解説
この段階では頭皮の慢性炎症が背景にあることが多い。
炎症性サイトカインは、毛包の成長シグナルを抑制します。
スカルプ美容液は「発毛」ではなく、
毛包が働ける環境を再構築する装置として理解するとズレません。
🔴 13個以上|本格期
テーマ:生活習慣という土壌改良
対策
- 睡眠時間をまず確保(6.5時間以上)
- 強いストレス源を言語化する
- 喫煙・過度な飲酒を見直す
- 皮膚科・AGA外来の検討
解説
毛包は「ストレスホルモン(コルチゾール)」に非常に敏感。
慢性ストレスは、
- 毛周期の休止期延長
- 幹細胞の分化阻害を引き起こします。
この段階で医療を使うのは「負け」ではなく、
生物学的に合理的な介入です。
補足:よくある誤解
- 「血行を良くすれば生える」
→ 血流は必要条件で、十分条件ではない - 「高い育毛剤=効く」
→ 有効成分より炎症と乾燥を抑える設計が重要 - 「白髪=老化の終点」
→ メラノサイトの問題で、毛包自体は生きている
トリートメントの効きが悪いと感じる時はリケラがオススメ
インバスにせよアウトバスにせよ
トリートメントを頑張ってしているのに効果がイマイチだと感じる時はないですか?
そもそもトリートメントって
ダメージレベル3以上の髪には、あまり効果が出ないようなものなんです。
いやいや、むしろダメージが加算させている髪ほどなんとかしたいですよね!?
そこでオススメなのがリケラのメニュー!
髪の強度回復が出来ちゃうんですよ。
引っ張り強度の回復(髪を引っ張った時に、切れるまでの力)
油分・水分保持力改善(トリートメントの効果がUP)
リケラ後のパーマやカラーの持ちも良くなります。
まさに、救世主のようなメニューですよね✨
⭐︎こんな方にオススメ⭐︎
・ダメージ毛(トリートメントの効きが悪いと感じる方)
・加齢毛
・乾燥毛・広がりやすい髪
ここで注意ですが、リケラメニューは毎回していただくのもではありません。
リケラメニュー後に、パーマやカラーといったアルカリメニューをしても、効果が無くなることがないんです。
住宅に例えると耐震工事をして、柱を何本も加えた状態になるので、
例えば毎月柱を加えていたらギュウギュウになってしまいますよね?
リケラも頻繁にしてしまうと、髪も硬くなりすぎてしまいます。
継続して続けていく場合は、半年に1回くらいのペースがオススメです。