日記
カラーやパーマでガサガサ😱
ヘアカラーやパーマをすると髪がガサガサになった経験って、多分皆さんありますよね。
じゃあなんでガサガサになるのか。
それは髪の中の油分がカラーやパーマを1回するごとに約半分くらい失ってしまうからなんです。
そうならないようにする為に前処理・中間処理・後処理が大事になってきます。
そもそも髪の中の油分は若い時最大で8%と言われています。
年齢を10重ねるごとに半減していき、還暦をむかえる頃には1%未満にまで減少してしまいます。
そう言えば、前回も後処理が出てきましたね。後処理は活性酸素除去だけではないですよ〜と言いましたが、
髪の中の油分の補充もしているのです。
またまたですが、後処理はこれ以外もしているのですが、それはまたの機会に💦
そう今回は髪の中の油分(CMC)(コレステロール)にピックアップしたお話です。
この油分、すごいんです!笑
もともと髪にあるものなんですけどね。
すごいというか、無いと困るんですよ。
髪の内部では貯水路の役割をしてくれているので、髪が瑞々しく、まとまりのある状態でいられるのもこの油分があるからですし、
逆に無くなるとパサパサで軽い髪になってしまい、まとまりません😞
外部の方はというと、キューティクルは複数枚の層になっているんですけど、キューティクルの接着剤もこの
油分がしてくれているんです!
なので、油分が消失してしまうとキューティクルが剥がれ、枝毛になってしまうんですね😱
cléHAIRでは、カラーやパーマをする前に前処理をします。薬剤によって消されてしまうだろう油分を足しています。
(後処理同様、これだけをしているわけでは無いですよ!)
その後、中間処理・後処理でさらに補充することで、髪の水分量・しなやかさ・キューティクルの剥離を防いでいるわけです。
基本的に、カラーやパーマで起こりうるダメージで、何が原因で髪内部のどこが影響を受けるのかを逆算し、前処理・中間処理・後処理を設計していきます。
前にも書きましたが、髪の毛は減点方式です。
でも、引かれる髪体力を出来るだけ残し、健康と美容の維持をしていくのも、美容師にとってとても大切な事なんじゃ無いかなぁ🤔